こんにちは。
宮崎県延岡市でホームページ制作・Webコンサルティングを行なっている、micataの進藤です。
飲食業や建設業など延岡の企業を回っていても人手が足りない、社員が高齢化しているので若手を育てたいけど求人募集してもなかなか応募がないと聞きます。
全国的にも人手不足で、外国人労働者を雇ったり、AIやロボット、IoTの導入で生産性を上げようとしている企業も多くなっていますね。
企業を存続させていくためには、若手や即戦力となる人材が必要ですし、業種によってはAIやロボットではなく人間でなければならない仕事もあるでしょう。
というわけで、ここでは人材不足で困っている企業・採用担当者様へ、求人募集を増やし人材を獲得するためのホームページ活用法を紹介します。
ホームページを活用するということは、まずは求職者に見てもらわなければならないこと、そして求められている情報を伝えられるかが鍵となってきます。
ホームページを持っている企業は採用ページの強化、まだ持っていない企業様はぜひ制作を検討してみてください。
求職者は必ず企業のホームページを見る
人材総合サービスを提供するエン・ジャパンが行った「求職者が仕事を探すときにチェックする情報源は?」というアンケートでは、
- 企業ホームページ
- 求人サイト
- 口コミサイト
という結果になっています。
就職説明会やハローワーク、求職サイトで気になる企業を見つけた求職者は、必ずその企業のホームページを確認します。
なぜならこれから働くかもしれない企業の情報が欲しいからです。
求人サイトや口コミサイトでも情報は得られますが、そこで気になる企業を見つけたら最終的に企業ホームページへ行き、より詳しい情報を見るので企業サイトの存在は欠かせません。
求人を募集するのであれば、あって当然の自社ホームページですが、ただあるだけでは人材確保にはつながりません。
求職者が求めている情報を載せなければダメなんです。
求職者が求めている情報とは?
では求職者が企業に求める情報とはいったいなんでしょうか?
- 事業・サービス概要
- 募集中の職種・業務内容
- 経営方針・事業方針
- 従業員数・会社の規模
- 経営者
- 沿革
- 給与・賞与
- 休日休暇
- 勤務時間
- 福利厚生
- オフィス環境
- 仕事のやりがい
- 自分が成長できるか
- 教育体制
- 会社の雰囲気・社風
- 社員の様子や声
会社の基本情報や給与などの労働条件はもちろん、自分が本当に働きたい場所であるか、将来のビジョンが叶うかなど、求職者はいろいろなことを知りたがっています。
人材総合サービスのエン・ジャパンが行ったアンケートによると、以下のような声がありました。
「HP(ホームページ)は企業の顔だと思い、HPがまともに作ってあれば企業もしっかりしていると感じる」
「経営理念、社長メッセージも確認できると安心して応募できる」
「仕事の具体的内容をあらかじめイメージしておきたいので詳細が載っている企業は安心」
「入社してから思い描いていた仕事内容と違ったと後悔したくないので事前に多くの情報が欲しい」
このことからも求職者がホームページを見たときに、デザインも情報も古くて更新されていない、「給与」「休日」「福利厚生」などの基本情報しか書いていない状態だったらどう思うでしょうか?
「どのような会社なのか」「何が強みなのか」「ここで働いた時にどのような活躍ができるのか」「うまくやっていける」など把握することができず、表面的な情報しか収集することができませんよね。
となると、応募がされなかったり、採用に至っても入社前にイメージしていた仕事とギャップがあってすぐに退職されることにもなりかねません。
ですので、求職者が求める情報はすべて開示して魅力を伝える、自社で働いた姿をイメージさせることが大切です。
細かいことをいえば、新卒と中途採用では欲しい情報も若干異なります。
また経験者を募集する場合も、ブランクの有無どちらでも大丈夫なのかなど求職者が求めている情報を載せるべきです。
知り合いの歯科衛生士さんと話をしていたときのことなんですが、「産休後にブランクがあるので、求人はあるけどやっていけるか不安で再就職を迷っている」と言っていました。
そういった不安を持っている人も多いと思うので、募集している人材に応じて情報を載せてあげましょう。
入社後の自分をイメージさせられる先輩社員のインタビューは効果的
この会社で働きたい、働いた場合にどうなるのかイメージさせる効果的な方法として先輩社員のインタビューがあります。
写真や動画で、
- 会社を選んだ理由、志望動機
- 仕事のやりがい
- 社風やコミュニケーション
- 教育方法
- 成功体験や失敗経験、そこで学んだこと
- 1日の業務の流れ
- 今後の目標など
生の声を載せることで、自分を重ねてイメージしやすく入社後のギャップを無くせます。
求人を募集している企業はホームページの活用をしよう
求職者が必ず見る企業のホームページ。ただ基本情報を載せただけでは求人応募にはつながりません。
求職者が何を求めているのか考え、それを伝えることで入社前の不安をなくし、働く自分をイメージさせてあげます。
それが求人に興味を持ち、働きたいと行動を起こさせるきっかけになるのです。
わたしも過去に転職経験がありますが、求人募集に書かれている項目だけでなく、自分のやりたい仕事ができるのか、先輩社員はどんな人たちなのか、社風なんかも心配でした。
そういった不安を取り除くことができれば、求人応募の数も増えるでしょうし、人材確保にも繋がると思います。
「人手が足りない」「社員の高齢化が気になる、若手を育てたい」
だけど、なかなか人材が確保できないとお悩みの企業様はぜひ上記のことを参考にホームページを強化してみてください。
micataでは制作から掲載内容のご相談まで行なっております。お気軽にお問い合わせください。