人手不足で困っている、新卒の学生や若手が入社せず社内の高齢化が進んでいる・・・こういった企業も多いと思います。
企業が採用に苦戦する原因は様々ですが、会社のホームページや情報発信がその原因の一つになっているケースもあります。
ここでは、求人を獲得するためにはホームページが必要な理由と活用内容を紹介しますので、求人募集を出してもなかなか応募が無い、ホームページはあるけどうまく活用できていないという社長、採用担当者さんの参考になれば幸いです。
求人を探している人は会社ホームページのどこを見ているのか?
宮崎UMKのLinkというテレビ番組で以下のようなテーマの特集がありました。
【特集】県内企業に目が向かない現実…就活に対する大学生の意識調査は…宮崎県
そのなかである学生さんは、
「よく気になった企業のホームページをみるが、最初に企業のイメージが決まるのはHPのデザイン。HPの写真が古いと手を抜いているのかなと感じています。」
「行きたい会社の情報は隅々まで調べたいので、あまり載っていないと興味が沸かない。」
これは学生に限らず求人を探している人ならみんな同じだと思います。
自分が働こうと思う会社のホームページが古かったり、情報が少ない、無料のサービスを使っていると良い印象は与えられませんよね。
人手不足なのでホームページや情報発信にまで手が回らないという会社も多いでしょう。でも就活者はそこを見ているのできちんと対策をすべきということです。
ホームページが他の媒体よりも求人獲得に効果的な理由
求人広告やSNSなど求人募集の手段をたくさんありますが、ホームページが求人獲得に効果的な理由は以下になります。
1. 情報発信の自由度が高い
ホームページは企業が自らの情報を自由に発信できるプラットフォームです。例えば、新聞やSNSなど他の媒体では制約が多く、限られたスペースや文字数でしか情報を伝えることができませんが、ホームページならば豊富な情報を掲載することができます。
これによって、企業の特徴や魅力をより詳細かつ多角的に伝えることができます。
2. ブランディングと企業文化の表現
ホームページは企業のブランドや社風を表現するために理想的なツールです。ビジュアルや文章を通じて企業の価値観や雰囲気を伝えることができるため、求職者にとって魅力的な雰囲気を感じさせることができます。
これにより、企業と求職者のマッチングがより良くなります。
3. 検索エンジンでの可視性向上
ホームページは検索エンジン上での可視性を向上させることができます。検索エンジンとは、GoogleやYahoo、bingなどを指します。
Googleなどで検索してヒットするのはSNSではなくホームページです。
SEO(検索エンジン最適化)戦略を用いて、求人情報が検索結果で上位に表示されやすくすることで、多くの求職者にアクセスされやすくなります。
求職者に対して情報の豊富さや企業の魅力を伝えるだけでなく、対話性やアクセスのしやすさがホームページの強みを形成しています。
これらの要因により、ホームページは他の媒体よりも効果的な求人獲得手段となります。
求人を獲得するためにどのようにホームページ作成・活用すればいいのか?
では、具体的にどのようにホームページを制作、活用すればいいのか見ていきましょう。
見やすく魅力的なデザインにする
これは専門家でないと難しい点もありますが、とても重要な要素です。
先ほど紹介した学生の声にもありましたが、ホームページは最初の印象が重要です。
見やすく、視覚的に魅力的なデザインを心がけ、企業ブランドイメージに合った配色やフォントを使用し、ページ全体のバランスを考えます。
採用情報ページの充実化
ホームページ上での求人情報はわかりやすく掲載されていることが重要です。
求人の詳細、募集条件、応募方法などを明確に記載し、求職者が必要な情報をすぐに見つけられるような導線を意識しましょう。
また、求人情報だけでなく、働く環境や福利厚生についての情報、企業の歴史や成長戦略、将来展望などビジョンも公開することで自社アピールになり、その想いに共感してくれる方に刺さります。
企業文化や働く環境の紹介
ホームページ上で企業文化や働く環境をリアルに紹介することで、求職者が仕事に対する期待と企業の価値観がマッチするかどうかを判断しやすくなります。
そうすることで入社後に思っていた職場と違ったというミスマッチが減り、退職率も減らす事ができます。ぜひ写真や社員の声、社内イベントなど伝えましょう。
情報発信戦略の構築
ブログやニュースページを活用して、企業の最新情報や業界トレンド、社内での出来事などを積極的に発信しましょう。定期的な更新はホームページの活性化につながります。
SNSとの連携
ホームページとSNSを連携させ、求人情報や企業の魅力をSNS上でも発信します。ソーシャルメディアを活用することで、広い範囲の求職者にアプローチできます。
採用イベントの開催
ホームページを拠点にしたオンラインイベントやウェビナー、またはリアルな採用イベントを開催することで、直接的な交流の機会を提供します。これにより求職者が企業との関係を構築しやすくなります。
SEO対策の実施
これは専門家でないと難しいですが、ホームページを検索エンジンで見つけやすくするために、適切なキーワードの使用やメタデータの最適化などの基本的なSEO対策やリンク構築など外部SEO対策を行うことでよりアクセスを集めやすくなります。
まとめ
求人を獲得するためにはホームページが必要な理由と活用内容をご紹介いたしました。
わたしが制作させていただいたホームページでお客様より、「福岡の学生がホームページを見て応募してきてくれた。2人採用できた。」との報告を受けました。
やはりホームページは採用には欠かせないと改めて思いましたね。
求人獲得に苦戦している企業はぜひホームページの重要性や活用について見直してみると良いと思います。
ご相談があればお気軽にお問合せ下さい。