こんにちは。
宮崎県延岡市でIT・Webサポートを行なっている、micataの進藤です。
パソコントラブルやWebサイトの修正など、ちょこっとした依頼を受けることがあります。
そのときに「有料になります」「見積もり出しますね」というと、「お金かかるんですか?」とか「じゃあ、自分でやります」と言われることがあります。
micataでは基本的にどんな小さな作業でも有料対応とさせていただいています。
些細に見える作業でも有料にする理由
その理由はいくつかありまして。
作業のリスクはゼロではない
以前、すぐに終わる作業だと思って引き受けたことでエラーが発生し、修復に苦労した経験があります。
最初に「これなら無料でいいですよ」と言っていたので、修復に要した数時間の作業はタダ働きです。
それ以来、どんな些細な作業であってもリスクがあることを意識し、神経を使い慎重に作業を行っています。
「だったら自分でやる」とか「知り合いに頼むからいい」というお客様がいますが、それはそれで問題ありません。
ただ、それによって不具合が生じた場合、元に戻すのに時間がかかるかもしれないし、もしかしたら元に戻せなかもしれません。
そうなったら最初に依頼したときよりも余計な時間も費用もかかってしまいます。
そのようなリスクがあることを知っておいていただけたらと思います。
少しの修正でも単に作業して終わりではない
例えば、ホームページ更新や画像の差し替え、文章の変更などをする場合、単に作業して終わりではありません。
作業自体は難しくありませんが、問題なのは全体のバランスイメージや成果への影響です。
ボタンの色や文言でもクリック率は変わりますし、画像のコントラストなど、一部の変更が全体の価値を下げることはよくあります。
少しの修正のために他の部分を調整することもあるため、いろいろな影響を加味しながら作業を行なっているのです。
簡単に見えるのは経験やスキルがあるから
お客様から「たったそれだけのことやったっちゃ」「つまらんことで呼んで悪いね」と、簡単にやってるように見られることがあります。
これは作業が楽だったわけではなく、実は経験やスキルがあるからこそできているのです。
逆にスキルがなければちょこっとで終わらせることはできません。
だから簡単に見えるってことは、それだけ経験やスキルがあるからこそ。と知っておいていただきたいです。
自分で前髪を切っておかしくなった経験
以前、自分で前髪を切りすぎておかしくなったことがあります。
前髪カットくらいで美容室に行くのは面倒だし、1,000円も取られるのが嫌だなと。
で、自分で切った結果、変な髪型になって美容師さんに調整してもらう羽目に。
これとおんなじなんですよね。
素人からすると前髪だけって思うけど、顔の印象を左右する重要な部分なので全体のバランスを見ながらやらないといけないし、そこをケチって結果おかしくなったら余計な時間もコストもかかります。
切りすぎてどうしようもなかったら、伸びるまで待つしかありませんしね。
作業料を惜しんでリスクをとるか、コストはかかっても安心のプロに任せるか。
その判断だと思います。
というわけで、micataでは些細な作業でも基本的には有料としています。
ご理解とご協力いただければ幸いです。