ホームページ制作やリニューアル時にありがちな失敗例3パターン

ホームページの失敗例

こんにちは。

宮崎県延岡市でホームページ制作・Webコンサルティングを行なっている、micataの進藤です。

企業の紹介、自社商品のアピールに必要不可欠なホームページ。

そのホームページ制作でよくある失敗例を紹介します。

これからホームページの制作、リニューアルを検討している方はぜひ後悔しないよう参考にしてください。

ホームページ制作やリニューアルでありがちな失敗例

ではホームページ制作でよくありがちな失敗例について紹介します。

失敗例1:価格だけでホームページ制作会社を決める

ホームページ制作会社によって、制作費10万円〜100万円、それ以上と金額は異なります。

当然、経営者としてはコストを抑えたいでしょうし、新規事業を立ち上げる場合は予算を抑えたい気持ちもわかります。

しかし、価格だけでホームページ制作会社を選ぶのは危険です。

なぜなら安いのにはそれなりの理由があるからです。

例えば、

  • デザインテンプレートに原稿と写真をはめ込むだけ
  • 外部(見た目のデザイン)はおしゃれだが、内部(SEO対策・マーケティング対策)は行っていない
  • 制作費を格安にする代わりに月額管理費用が高い

など。

特に注意が必要なのが、資料請求や電話問い合わせ、集客などマーケティングに繋がる部分をするために制作したのに、まったく成果につながらないケースです。

ホームページを作ることと、成果につなげること(Googleなど検索エンジンに対するSEO対策やマーケティング)はまったく別物です。

はっきりいってホームページ制作よりも集客につなげるマーケティングのほうが難しいし、時間も労力もかかります。

ホームページ制作の目的が単なるパンフレット代わりではなく集客などの目的があるなら、それを達成できる見積もりなのかをきちんと確認しておきましょう。

なぜ安いのか?

  • 原稿と写真を入れて見た目をおしゃれにするだけだから
  • 時間と労力のかかるマーケティング部分は行わないから

など理由があることを理解しておいてください。

制作依頼時は目的の明確化と共有が大切ですよ。

失敗例2:知人や友人に安くで作ってもらう

ホームページ制作の予算を抑えるためにありがちな失敗例として、Webに詳しい友人に無料や格安で依頼、制作会社で働いている知人に副業としてお願いするパターンがあげられます。

もちろんその方が依頼者の目的を叶える制作を行ってくれれば問題ありませんが、ほとんどは問い合わせにも繋がらず作って終わりのパターンが多いです。

なぜなら格安料金で引き受けた知人は、制作はするけどマーケティングまではしないから。

また制作後に修正をお願いする場合、向こうも本業をしつつ空いた時間で制作を行っていることが多いので修正に時間がかかる、依頼が多いとだんだんと頼みづらくなり気が引けるといったデメリットがあります。

結果、ほったらかしになり、作っただけになりかねないのです。

知人・友人に格安(または無料)でホームページ制作を依頼する場合は、

  • 集客などマーケティングの部分も行えるのか
  • 修正や変更はどのようにするのか
  • 他者にリニューアルをお願いする場合、人間関係に影響がでないか

などもしっかり確認しておくべきでしょう。

失敗例3:高額な制作料金をリース払いにする

ホームページ制作、保守管理料をリース払いにして契約される方がいますが、おすすめはしません。

例えば、ホームページ制作料金が100万円の見積もりを見ると高額に感じますが、5年リースを組んだ場合、月額の支払いは2万円ちょっとなので安く感じます。

また月額料金を安く見せるため、リース期間を6年、7年で試算してくるところもあります。

しかし、リースには金利がかかるので単なる分割払いではなく、利子を含めた金額になるためトータルで支払う金額は高くなることを意識しておくべきでしょう。

またリースには支払い後の所有権を得られるファイナンスリースと、借りるだけのオペレーティングリースの2種類があります。

ホームページのリース契約の場合、オペレーティングリースが多いです。

つまり支払い後もホームページの所有権や文章・画像などの著作権は自社のものではないということです。

制作費を一括で支払えないなど予算の問題がある場合、リースの利用は有効ですがデメリットがあることも理解しておきましょう。

よく複合機なんかも営業の電話がかかってきますが、ホームページもしかり、最初からリースを進めるところには注意が必要です。

リース契約時の注意点はこちらの記事にまとめています。

まとめ

ホームページ制作やリニューアル時にやりがちな失敗例について紹介しました。

  • 失敗例1:価格だけでホームページ制作会社を決める
  • 失敗例2:知人や友人に安くで作ってもらう
  • 失敗例3:高額な制作料金をリース払いにする

作った後に後悔しても遅く、時間もコストも無駄になってしまいます。

ぜひホームページ制作、リニューアルする場合は目的を達成できるか確認しましょう。

家を建てるときも家族構成や生活プランによって木造平屋なのか、鉄骨2階建てなのか変わってくるように、ホームページも目的によってやることが違います。

micataではお客様の目的やお困りごとを伺い、それにあったご提案をさせていただくのでお気軽にお問い合わせください。