こんにちは。
宮崎県延岡市でホームページ制作・Webコンサルティングを行なっている、micataの進藤です。
「ホームページ作るのにこんな費用がかかるの?」
「複数の制作会社から見積もりをとったけど料金が違うのはなぜ?」
「A社は20万円だけど、B社は70万円。もしかしてぼったくり?」
ホームページは制作会社によって価格が違う理由についてお答えします。
ホームページ制作会社によって価格が違う理由
結論からいうと、制作会社によって価格が違う理由は、ホームページ制作にかかっている時間と作業内容が違うからです。
これはホームページに限ったことではなく、かける時間や労力が多いほど商品の価格は高くなりますよね。
例えば、なかなか手に入らない新鮮な野菜や魚を仕入れに行き手間暇かけて作る料理と、近所のスーパーで手に入る材料でサクッと作る料理が同じ価格であるはずがありません。
料理という点では同じですが、時間や労力、さまざまなコストによって仕上がりの味も提供したい客層も違ってきます。
ホームページの制作料金が違うのも、その工程や内容が異なるから差が出るのです。
こちらの記事でも目的によってホームページの種類があることを書いています。
安いホームページ制作会社の例
例えばですが、20万円でホームページ制作を行う会社があった場合、その作業内容は以下のような感じになります。
- ヒアリング
- デザインサンプル提示
- もらった原稿と写真を入れ込む
- 公開
ざっくり4工程です。
高いホームページ制作会社の例
いっぽう50万円でホームページ制作を行う会社があった場合、作業内容は以下のような感じになります。
- ヒアリング
- 競合調査
- サイト構成・コンセプト設計
- デザイン提案
- 原稿作成、写真撮影
- 検索エンジン最適化(SEO対策)
- スマホ・タブレット用デザイン最適化
- 更新シムテム導入
- アクセス解析設置
- サイトセキュリティ対策
- 公開
ざっくり10工程以上あります。
あくまで内容は一例ですが、ご覧の通りやっている作業とかける時間がまったく異なるのです。
制作料金が高ければいいと言うものでもない
ここで注意して欲しいのが、制作料金が高いから良いというわけではないってこと。
制作目的によっては不要な作業もあるわけですから、その場合は自然と作業工程も減るため価格も抑えられるでしょう。
また、なかには作業工程が少なくても価格が高い制作会社もあるかもしれません。
これはお客様自身の判断となるので、見積もりをとる場合はきちんと内容を確認されることをおすすめします。
ただの値切りは質を下げるだけなのでおすすめしません
当然、お客様としては制作費用を抑えたいでしょうし、安くしてほしい気持ちもわかります。
ですが、単に「高いから安くして」では制作会社としても嬉しくはありません。
必要な作業を行なった対価として金額を提示しているわけですから。
安くできる提案としては、価格の根拠が作業工程の多さなのでそれを減らすことで可能になります。
- 写真は自分たちで撮影、用意する
- ライバルやマーケティング調査は不要
- デザインは決まったテンプレートにする
など、作業工程を減らすことで価格は抑えられますが、当然ホームページとしての質は落ちてしまいます。
例えば、「SEO対策はしなくていい」と言われれば、SEO対策を考えず制作しますが、後から「検索順位が上がらない、アクセスが増えない」と言われても、それは責任を持てないことになります。
こうなると本来の目的が達成されませんし、中途半端に作って終わりになりかねません。
そのような本来の目的が達成できそうにないホームページではお互いにデメリットでしかないので、わたしのポリシーに合わないというか、わたしが制作や運用をする意味がなくなってしまいます。
なので、どうしても予算が合わない場合は、不本意ながら他の制作会社に依頼をすすめることもあります。
ホームページ制作価格の根拠をご理解ください
ホームページ制作会社によって価格が違う理由をご紹介しました。
別に制作会社もぼったくりをしたいわけではなく、必要な作業や時間から見積もりを出していることを理解していただければと思います。
もちろんすべての制作会社が同じとは断言できませんので、見積もりや依頼時にはきちんと価格の根拠を確認されることをおすすめします。