ホームページは企業の情報を載せるだけのパンフレット的な役割だけでなく、売上アップにおいても非常に効果的なものです。
しかしホームページは単に作っただけでは成果にはつながりにくく、ターゲット(自社で扱っている商品やサービスを必要としている人)が求める情報を載せていくことで効果を発揮します。
ターゲットが求める情報とは?
その人たちが抱えている悩みを解決する情報です。
例えば、あなたが工務店を経営しており、顧客となるターゲットユーザーが新築を建てたい子育て世代であった場合、その人たちがどんな悩みを抱えているのかを考え、その答えをブログ記事としてホームページに掲載していきます。
- アレルギーやハウスダストに弱いkどもがいる場合、どのような建材やクロスを使えばいいか
- 探している土地の治安
- 家づくりの流れ
- 住宅ローンの組み方
- 家族構成に応じた建築コスト
- 火災保険についてなど
それらの情報を検索した人が、あなたのホームページを見て悩みを解決できたらどうでしょう。
きっとあなたの会社に信頼を寄せ、あなたが提供するサービスに興味を持つはず。
ホームページに載せた情報は半永久的に残り見られ続ける
しかもホームページに載せた情報は半永久的に残ります。インターネットで調べ物をして、ヒットしたページの情報が1年、2年前のものだったことはよくあることです。
つまりターゲットが求める情報をホームページに掲載していくことで、自動で集客してくれるツールとなるのです。もうこれって資産ですよね。
今はTwitter、Facebook、インスタ、LINEなど様々なSNSやコミュニケーションツールが世に出ています。
しかしそれらのメディアは、一時的なコミュニケーションのツールであり、基本的にさかのぼって投稿を見るのではなく、ほぼリアルタイムのメディアです。
せっかく1度つぶやいた言葉も1時間もすればタイムライン上から消え、Facebookの投稿も1週間もすれば忘れ去らてしまうでしょう。
LINEもそうです。会話をさかのぼって見ることは少ないですよね。
しかしホームページは情報を探している人が見つけに来てくれるメディアなので、役に立つ情報さえ乗せておけば向こうからどんどんと人が来ます。
SNSみたいに瞬間的なアクセスや拡散力はありませんが、コツコツと書き貯めていく事でより威力になっていくのです。
もちろんビジネスにはリアルタイムに情報を届けるSNSも重要なので、両方の良いところをかけ合わせながら運用していくのがおすすめです。
ぜひホームページをお客さんを運んできてくれるものにするために活用していきましょう。
ブログは自社ホームページ内で運用するのがおすすめ
補足ですが、ホームページにあるブログのリンクをクリックするとアメブロなど外部のブログサービスに移行するサイトがありますがおすすめしません。
ブログはホームページのシステムを使ってサイト内に書くのがおすすめです。
その理由は外部サービスがいつ終了するか分からないというリスクがあるからです。例えばYahoo!ブログは2019年にサービスが終了しました。
たまにホームページのブログのリンクをクリックすると、Yahooブログに飛び、サービス終了画面が表示される企業サイトもあります。
これまで書き溜めた情報はなくなりますし、サービス終了のまま放置しておくと印象もよくないでしょう。
それともう一つ、ホームページにはドメインパワーというWebサイトの強さを示す指標があります。
このドメインパワーが強いほど他のサイトよりも上位表示されやすくなる性質があり、このパワーを上げるには自社サイトのコンテンツ(ブログ等)を充実させることが1つの要因になります。
ですので、ドメインパワーを上げるためにも外部にそれを逃さず、自社サイトで完結させるのがおすすめです。
自社の商品やサービスを求めている人はどんな悩みを抱えているのか考え、その悩みを解決する答えをホームページに掲載していきましょう。
そうすることで、将来的にお客さんを運んできてくれる資産となっていきますよ。