こんにちは。
宮崎県延岡市でホームページ制作・Webコンサルティングを行なっている、micataの進藤です。
不動産会社をやっている知り合いに聞いたのですが、延岡市で不動産業者って200社くらいあるそうです。
延岡市の人口に対してかなり多い印象を受けますが、それだけ同業種が多いってことは競合にもなりうるわけで。
それで他社との差別化や顧客獲得のためにホームページを持っている不動産業者さんも多いと思います。
しかし、Web集客のプロの目線で見るとまだまだ改善の余地がある、他社と差別化できていないサイトが多いと感じます。
ここではホームページやブログを始めたけど、
- 問い合わせや来社につながっていない
- そもそもサイトへのアクセスがない
という方へ、アクセスや集客率をアップさせる方法を紹介します。
不動産会社さんに特化した内容になっていますので、集客がうまくいない、もっとお問い合わせを増やしたいという企業様はぜひ参考にしてください。
顧客が使いやすいホームページであることが大前提
引っ越ししたいサラリーマン、一人暮らしをしたい学生、ペットが飼える戸建てを探している人など、多くはパソコンやスマホで物件を探す時代です。
そういったユーザーを獲得するためには、使いやすいホームページであることが大前提です。
具体的には、
- パソコンだけでなくスマホでも見やすく操作しやすいデザインになっているか
- 物件の検索がしやすいか
- ページがストレスなくすぐに表示されるか
使い勝手が悪い、表示速度が遅いサイトはユーザーが離れていってしまう確率が高いことは間違いありません。
客観的に見てそれらに問題ないか確認してみましょう。
また、むかし作ったままのホームページは、デザインが古かったりスマ対応していないことも多いのでリニューアルも検討してみてください。
お付き合いしている制作会社さんがいる場合は、相談やアドバイスをもらうといいですね。
不動産会社がホームページ集客でやりがちなNG例
ホームページの使い勝手に加えてもう一つ、やっておくべきことがあります。
いくつか不動産会社のホームページを見てみましたが、それができていないところが多いです。
ここを改善するだけでも集客に効果ありますのでぜひ自社のホームページを見直してみてください。
物件情報に無関係なタイトルをつけている
不動産会社のホームページに必ずあるのが物件情報ページです。
その物件ページを作るときにやってはいけないのが、無意味なタイトル付けです。
具体的には「新着物件情報」のような検索ユーザーを無視したタイトルは絶対NGですね。
通常、賃貸や売買物件を探しているユーザーはGoogleなど検索エンジンを使って欲しい情報を探します。
このときタイトルにユーザーが検索しているキーワードが含まれていないと、検索結果に表示されにくいという特徴があります。
例えばユーザーが、
- 「延岡市 賃貸 ペット可」
- 「日向市 中古物件 一軒家」
- 「延岡市 賃貸 1LDK」
このようなキーワードで検索した場合、物件情報ページのタイトルが「新着物件情報」だったら、ユーザーはその物件情報を見つけることができません。
ですので、タイトルを見ただけで物件の特徴や場所が分かるように必ず物件の住所や情報を入れましょう。
NG例:新築アパート物件の紹介
正しい例:延岡駅より徒歩5分!延岡市◯◯町 2LDK賃貸アパート(エレガンス◯◯)
そこに住む人に役立つ情報が載っていない
それと不動産の物件情報ページの内容も重要です。そこに住む人に役立つ情報も掲載しましょう。
不動産会社のホームページでよく見かけるのが、
- 物件の間取り図や写真
- 家賃や設備などの基本情報
- アクセス、地図
これらの情報です。
確かにユーザーにとっては必要な情報は掲載されています。
しかしホームページから集客するとなると、もう少し深掘りしてユーザーが求めている情報を追記してあげたほうが良いですね。
例えば、お年寄りの一人暮らしと小学生の子供がいる家族とでは年齢も家族構成も違うため、それぞれに必要な情報が異なります。
お年寄りがターゲットの場合の物件情報
2階以上の部屋であればエレベーターはついているのか?
居住スペースや浴室、トイレは段差のないバリアフリーか?
近くに病院があるのか?
バス停は近くにあるか?
歩いて買い物に行ける場所にスーパーなどはあるのか?
小学生のお子さんがいるファミリー層がターゲットの場合の物件情報
小学校までの道のりや距離はどれくらいか?
中学校、高校は近くにあるか?
交通量など安全性や治安はどうか?
近くに公園や遊び場はあるか?
間取りや部屋の数はどれくらいか?
このように、物件に関する情報だけでなくその周辺の環境も気になりますし、それぞれに求める情報が異なりますよね。
どういったユーザー層におすすめの物件なのか、生活の利便性など必要な情報を掲載してあげるとより親切ですし、他の不動産会社の物件情報ページとの差別化になります。
Googleなど検索エンジンは記事の情報が豊富で、よりユーザーに役立つサイトを上位に表示しますので、ぜひ意識して書いてみてください。
ブログに日記を書いていても見込み客は増えない
ホームページだけでなく集客に効果的なのがブログです。ブログ記事の数だけ集客の間口が広がるためぜひ活用すべきです。
ただしブログにもコツがあって、先ほどの物件情報ページと同じでタイトルと内容には気をつけなければなりません。
よくやってしまいがちなのが、「お盆前となりました。いかがお過ごしでしょうか?」「社内ボーリング大会をしました(^^)/」このような日記風のブログ記事です。
このような記事は会社や社員の雰囲気を伝えるには良いですが、集客という視点では効果がありません。
なぜなら不動産物件を探したり、これから引っ越しを考えているような見込み客は、Googleなどの検索エンジンで「〇〇不動産 ボーリング大会」というキーワードで検索はしないからです。
ではブログで集客するためにはどのような記事を書けばいいのか?
物件を探している見込み客、これから物件を探す潜在客に対して有益な情報を発信する
例えば、
- 物件の内見で絶対見ておくべき10のチェックポイント
- 初めての一人暮らしで失敗しないための物件探しのコツ
- 引越しの準備で必要なものと役立つノウハウ
このように見込み客や潜在客に役立つ情報を発信することでホームページのアクセス数が増えます。
もちろんこれらは物件情報ではないので、例えば、他県の人がこの情報を見ても顧客にならないでしょう。
なので、一概に「アクセスアップ=売り上げアップ」とはなりません。
しかし有益な情報はSNSでシェアされたり、他のサイトで紹介してもらえる機会が増え、結果的に企業としての知名度、信頼感はアップします。
実はこれってGoogleなどの検索エンジンの評価アップにつながり検索上位に来やすいサイトになるのです。
つまり、有益な情報を発信しているサイトは、発信していないサイトよりも集客にプラスになりやすいということです。
ホームページやブログ運営はしているけど集客に結びつかないとお悩みのかたは、ぜひ紹介したことを実践してみてください。
成果につなげるための具体的テクニック、SEO対策はこちらの記事でも紹介しているので、合わせて対策するとより効果的です。
micataではWeb集客のお手伝いをしているので、ご相談したい方はお気軽にお問い合わせください。