こんにちは。
宮崎県延岡市でホームページ制作・Webコンサルティングを行なっている、micataの進藤です。
こちらの記事でホームページには種類があり、目的に応じて制作内容や運用方法が異なると書きました。
ここではパンフレット代わりとなるコーポレートサイトではなく、売り上げやお問い合わせなど成果につなげるための集客サイトに必要なコンテンツ(情報)と、それを伝えるための具体的なテクニックについて紹介します。
自社を知らない人(見込み客)に向けたホームページ制作とは?
あなたのことを知っている人がターゲットのホームページは、会社概要などの情報がメインのため制作も難しくありません。既にある情報を載せればいいわけですから。
では自社のことを知らない人(見込み客)をターゲットにしたホームページの制作や運用の場合はどうなのか?
具体的にはどのような情報を掲載、発信するのか紹介します。
たとえば、
- 延岡市でお昼のランチが食べられるお店を探す人
- 日向市でおすすめの居酒屋さんを探す人
- 延岡市で開いている美容室を探す人
この人たちは知っているお店がない、もしくは知っているけど、そこではなく別の知らないお店に行きたいから調べているわけです。
この人たちがGoogleなどの検索エンジンを使う場合、
- 延岡 ランチ おすすめ
- 日向市 飲み放題 居酒屋
- 延岡 月曜日 営業 美容室
このようにスマホやパソコンで検索するでしょう。
そしてGoogleやYahooの検索結果の上位に表示されているお店のホームページやブログ、口コミサイトなどを見て予約するはず。
そのとき、あなたのホームページがライバルより見つけにくい状態だったらどうでしょう。
そうです。見られませんよね。
ということは、成果(集客、売り上げ)につながらないってことです。
ではどうすれば成果につながるホームページになるのか?
SEOを意識した制作 + 有益な情報発信が大切
SEOとはGoogleなどの検索エンジンで検索上位に表示されるための対策のこと。
そのSEO対策をしたホームページ作りに加えて、継続的にターゲットユーザーに有益な情報を発信することが大切です。
micataでは検索エンジン(GoogleやYahoo)が構造を理解しやすく、ユーザーにとっても使い勝手が良いホームページ作りを行います。
制作の部分はこちらにお任せいただければいいですが、見込み客を獲得するコンテンツ(情報)配信はお客様自身で行なってもらわなければなりません。
その理由は、お客様のターゲットとする見込み客のことは、あなたのほうが詳しいからです。
ターゲットが何に悩みどんな情報を求めているのか考え、それに対する答えを発信してください。
もちろん情報の発信の方法や内容のアドバイス、お手伝いはいたします。
見込み客(ターゲット)を獲得、ファンを増やす情報発信とは?
では具体的にどういったコンテンツ(情報)を発信していけばいいのか?
それは見込み客にとって有益な情報ということになります。
有益な情報とは、ターゲットが抱えている悩みや疑問を解決する情報です。
例えば、延岡市の不動産会社がホームページを作った場合、ターゲットユーザーは、
- 延岡市でペットOKなマンションを探している人
- 延岡市で土地を探している人
- 小学校近くで家族4人で住める中古住宅を探している人
など、いろいろ考えられます。
この人たちとって有益な情報とは価格や間取りだけでなく、
- 物件を探すときに知っておいたほうが良いこと
- 病院やスーパーなど物件近くの情報や治安について
- 土地を購入する時に必要な書類や手続き
などが考えられます。
他にも、
- 美容師だったら上手に髪をセットする情報
- 整体師だったら腰痛を和らげる情報
- 税理士だったら効果的な節税方法
など、このような記事を書くことで、この人のおかげで悩みが解消した、この人ならわたしの悩みを解決できるかもしれない、という信頼や期待につながります。
もしあなたが悩みを抱えていて、それを解消してくれそうな人(信頼、期待する人)がいたらお願いしたいですよね。
ホームページで成果につなげるためのコツは、あなたの知識や商品、サービスの情報を発信して、困っている人の悩みを解消してあげること、この人なら解消してくれるかもと期待や信頼を得ることです。
集客したいターゲットに無関係な記事の比率には注意
ホームページで集客するためには、ユーザーに有益な情報を発信することが大切と書きました。
では発信する情報やブログには仕事に関すること以外は書いてはいけないのでしょうか?
よく企業のホームページで社員さんの日記やブログを見かけますよね。
答えは、「ターゲットに関係のないプライベート日記などは、書いてもいいが比率は少なめに」です。
例えば、あなたが髪の悩みを解決したくて訪れたホームページに観葉植物のことばかり書かれていたらどう思いますか?
求めているのは髪の毛の情報なのに関係のない情報ばかりだと、ここには求めている情報がないと判断して離れてしまうでしょう。
これって非常にもったいないです。せっかく集客できたのに顧客を逃してしまうのですから。
もし社風や社員の人間性を知ってもらうことが目的ならば、その割合は全体のは1、2割でいいと思います。
どうしてもプライベートなことを発信したい、顧客と交流したいのであれば、Facebookやツイッター、InstagramなどSNSでOK。
あくまでホームページは集客に使うものです。それ以外の記事がメインになってはいけません。
またユーザーにとって無益な記事が多いとGoogleの検索順位が下がってしまう要因にもなるため注意が必要です。
これに関しては、それを防ぐ設定もできるのでご依頼をいただいた場合はきちんとお伝えします。
ホームページ集客するための具体的なテクニック
上記で紹介したことがホームページで集客するためのコツ(本質)です。
それにプラスしてSEO対策(Googleなどの検索エンジン対策)を行えば、より効果を高めることができます。
ぜひ参考にして売り上げアップ、経営の安定に役立ててください。
1. ブログ記事のタイトルはしっかり考える
SEO対策で一番重要なのがブログ記事のタイトルです。そのタイトルで意識すべき点は以下の3つ。
- キーワードを必ず入れる
- ターゲットユーザーに必要、メリットがあることが伝わるようにする
- 見やすさを意識する
1つずつ解説します。
狙ったキーワードを必ず入れる
狙ったキーワードとは、集客したいユーザーが検索するであろうキーワードのことです。
それを想定してタイトルに盛り込みます。
例えばこちらの記事の場合、
タイトル↓
飲食店や整体院などお店のホームページで集客率をアップさせるためのコツ!
含まれているキーワード↓
「飲食店」「整体院」「お店」「ホームページ」「集客率」「アップ」「コツ」
このように見込み客が検索するであろうキーワードをいくつか入れています。
あなたが集客したい人は一体どんな悩みを抱え、どのようなキーワードで検索するか考えてみてください。
パッと見て内容が伝わるようにする
最近の検索エンジンは、タイトルにキーワードが含まれていなくても、コンテンツの内容を把握して検索結果に表示することがあります。
しかし、自分に関連するキーワードがあったほうが、パッと見て内容がすぐ伝わるので入れておいたほうがいいです。
あなたのホームページが検索結果やSNSに表示されても、タイトルで内容やメリットが伝わらなければクリックされる可能性は低くなります。
クリックされなければ読まれない、つまり集客を逃してしまいます。それじゃもったいないですよね。
ですので、その一行で自分の悩みを解決してくれそうと瞬時に判断してもらえる、興味を持ってもらえるようなタイトルを考えてみてください。
日常生活で目にする雑誌の表紙やPOP、つり革広告など、どんなコピーに興味をそそられたか、普段から意識しておくとタイトル付けのヒントになるのでおすすめです。
記事の概要にもこだわる
検索結果でクリックされやすい魅力的なタイトルに加えて、タイトル下に表示される説明文(meta descriptionやスニペットと言います)にもこだわるとよりいいです。
この説明文でその記事を読むか判断するユーザーもいるので、タイトルでは収まりきらなかった記事の概要をまとめて書くのがおすすめですね。
こちらもタイトルと同じで表示される文字数に制限があるため、日本語で120文字前後を目安に書くといいでしょう。
これを記載する箇所など具体的なことはホームページの作り方によっても変わるので、担当させていただくときにきちんとお伝えします。
タイトルの見やすさ、読みやすさを意識する
これも瞬時に内容が伝わることに関連しますが、タイトルの見やすさ、読みやすさにもこだわりましょう。
漢字やひらがなが続いて読みにくい場合は、カタカナにしたりキーワードの順番を入れ替えるなど、見た目も意識してみてください。
タイトルにはターゲットが検索するであろうキーワードを盛り込みましょう、と書きましたが、欲張りすぎもNGです。
【読みにくいのでNG】
飲食店、整体院、不動産、美容室、税理士、司法書士がホームページで集客するためのコツ
【見やすく読みやすいOK】
飲食店や整体院などお店のホームページで集客率をアップさせるためのコツ!
2. 見出しを正しく活用する
見出しを入れることはユーザーがコンテンツの内容をより把握しやすく、そこに書かれてあることが重要であるという視覚的な手がかりとなります。
さらにキーワードも入れておくとSEO的にも効果的です。
しかし、
- 意味もなく見出しの数を増やす
- キーワードを無理に詰め込む
- 文字数が多くて読みにくい
このような見出しはかえって逆効果になります。
あくまでユーザー視点で位置やコンテンツの読みやすさを意識して使いましょう。
見出しタグの正しい使い方
記事を書くときの見出しタグは数字の小さい順に使います。
一概には言えませんが、だいたいブログ記事のタイトルがh1タグになっていることが多いので、記事中で使う見出しはh2からです。
その場合、
〇「h2」⇒「h3」⇒「h4」、「h2」⇒「h3」⇒「h3」
×「h4」⇒「h2」⇒「h3」、「h3」⇒「h2」⇒「h4」
3. 画像には「alt」属性を使用する
記事内に画像を挿入する場合は「alt」属性に写真の内容を記載しましょう。
「alt」とは何らかの理由で画像が表示されない場合やコンピュータ画面の読み上げソフトを使っている環境の場合、設定した「alt」が読み上げられたり、検索エンジンに何の画像であるかを伝える手段になります。
WordPressというシステムであれば画像挿入画面にある「代替テキスト」に入力することで反映されます。その際、「~の写真」のように短くわかりやすいものにするのが好ましいです。
4. 内部リンクのテキストはリンク先記事の情報を入れる
同じホームページ内で他の記事へ張るリンクを内部リンクといいます。
例えば過去に書いた記事も合わせて読んで欲しい、関連する情報がある場合などに活用します。
その際のアンカーテキスト(リンクを張るテキスト)はリンク先の内容が伝わる文言にしましょう。
さらにいうとリンク先の記事で狙っているキーワードを入れるとより効果的です。
例えば、
1. ホームページの管理(WordPressの更新)は制作会社に任せた方がいいです。
2. ホームページの管理(WordPressの更新)は制作会社に任せた方がいい理由はこちら。
1のほうがリンクを張っているテキストを見るだけで、記事の内容が分かりますよね。このように内部リンクを張る場合は、記事先の内容が伝わるようにしましょう。
リンク切れがないようメンテナンスをする
合わせてリンク切れ(アドレス変更などでページ見つからない状態)がないように定期的にメンテナンスも行うといいですね。
内部リンク切れるケースは少ないですが、読もうと思った記事が存在しないとユーザーにとって不親切なので気をつけてください。
WordPressであれば「Broken Link Checker」プラグインで自動でリンク切れをチェックしてくれるのでおすすめです。
5. スマホユーザーが見やすいホームページにする
最近ではパソコンだけでなくスマホやタブレットからアクセスしてくるユーザーも多いです。
文字が小さくて見にくい、リンクが小さくてタップできずにズームしたなどの経験はないですか?
パソコンでは見やすいけど、スマホでは見にくいといったケースはよくあるので最適化をしておきましょう。
使い勝手の悪いホームページユザーザー離脱の原因になりますし、Googleの検索順位を下げられる原因にもなります。
ですので、各デバイスでの見え方の違いをチェックしたり、Googleのモバイルフレンドリーテストを実施して見やすい、使いやすいホームページにしましょう。
スマホなどで使いやすいWebサイトであるかチェックできるサービス↓
⇒ モバイルフレンドリーテストはこちら – Google Search Console –
もちろんmicataではパソコンだけでなく、スマホやタブレットに最適化したホームページ制作を行なっておりますのでご安心を。
まとめ
専門的な内容も多かったため、少し難しかったと思います。
細かいことを言えばまだまだたくさんありますが、紹介したことをきちんとやっておけば検索エンジンの上位に表示され、集客につなげることができます。
ホームページで成果につなげるための対策まとめ
・集客したいユーザーに有益な記事を書く
・ブログ記事のタイトルはしっかり考える
・見出しを活用する
・画像には「alt」属性を使用する
・内部リンクのテキストはリンク先記事の情報を入れる
・スマホユーザーが見やすいサイトにする
一番大切なことは集客したいユーザーに対して有益な記事を書くことです。これができていないと集客はムリといっても過言ではありません。
SEO対策はあくまでもコンテンツをより届きやすくするためのテクニックに過ぎないので、そこに頼り過ぎず、ユーザーのことを考えてコンテンツ作りをしてみてください。
あなたのホームページにたくさんの問い合わせや申し込みが増えますように♪
最後に宣伝。
micataでは上記の点を踏まえ、
- GoogleやYahooなど検索エンジンに最適化(SEO対策)したホームページの作成
- 既存の客と見込み客に有益な情報発信のサポート
- FacebookやインスタなどSNSの活用
- 問題点の洗い出し、改善の提案
など目的達成に最適な対策を行います。
その際に自社の強みやアピールポイント、訴求したいユーザーの情報などヒアリングにもご協力を頂くことになります。
そのため、「丸投げでお願いしたい」「とりあえず作ってくれればいい」という方には成果でお答えできないかもしれません。
しかし、ホームページを使って本気で成果を出したいという方にはお応えしていきます。
相談したい方はお気軽にどうぞ。