ブログ記事のタイトルを付ける際に意識すべき12のポイント

ブログタイトルの付け方

ブログ記事のタイトルは、読まれるかどうかを左右するとても重要な要素です。

本屋さんに行ったときのことを思い浮かべてみてください。

たくさんの本が棚に並んでいて、どれを手に取ろうか迷ったとき興味をそそる、目を引くタイトルだとつい読みたくなりますよね。

ブログのタイトルも同じ。

Googleで検索されたとき、SNSを見ていて表示されたときに

  • 自分が求めている情報が書かれてありそう
  • 悩みを解決できそう
  • 面白そう、読みたい

と思ってもらえれば、クリックしてもらえる可能性が高まります。

ここではSEO(検索エンジン最適化)を意識したブログ記事のタイトルのつけ方について紹介します。

SEOを意識したブログ記事のタイトルのつけ方

ブログへのアクセスを増やすには、まずは読んでもらうことが最初の突破すべき壁になります。

どんなに時間をかけて書いた記事であっても、いかに素晴らしい内容であっても読まれなければ意味がありません。

というわけで、検索上位表示に効果的かつ、読んでもらうため(検索結果でクリックしてもらうため)に大切なタイトルのつけ方のコツを紹介します。

1. ユーザーが検索するであろうキーワードを入れる

最近では、ブログ記事のタイトルにキーワードが入っていなくても検索結果に表示されるようになってきていますが、まだまだSEO対策としてブログ記事のタイトルにキーワードを入れることは重要です。

そのため、ブログ記事のタイトルにはユーザーが検索するであろうキーワードは必ず入れましょう。

ユーザーが検索するキーワードとは、あなたが検索で上位表示を狙いたいキーワードでもあります。

例えば、いま読んでいるこのブログ記事であれば、「ブログ記事 タイトル 付け方」で検索するユーザーを想定して付けています。

このように自分がどんなキーワードで検索上位を狙いたいのか、ブログ記事を読んで欲しいユーザーはどのようなキーワードで検索をするのか考えて決めましょう。

2. ひと目で内容が伝わるようシンプルにする

ブログ記事のタイトルは読者が見たときに瞬時に内容が分かるくらいシンプルに表現した方が良いです。

  • 読みにくい
  • 何が書かれてあるか分かりづらい
  • 欲しい情報が得られそうにない

このようなブログ記事のタイトルでは、ユーザーが読む気にはなりません。

検索エンジンを使っているユーザーは悩みを入力してその答えを探しているわけですから、それが瞬時に伝わるようにすることが大切です。

この記事だと、ブログ記事のタイトルのつけ方のコツが12個書かれてあることがひと目で分かります。

これが、「ブログ記事のタイトルを付ける時は何を意識したほうが良いのか? 大切なことを12個紹介」

こんな感じだと言ってることは同じでも少し回りくどいですよね。読みやすくストレートにその内容が伝わるようなタイトルを意識しましょう。

3. 文字数は32文字以内にする

ブログ記事のタイトルは、ひと目で内容が伝わるようにシンプルにするのがおすすめなので、そこまで長いタイトルにはならないと思いますが、文字数の目安としては32文字以内がおすすめです。

これは文字数が多すぎる、少なすぎる、何文字以内じゃないと検索順位に大きく影響するという事ではありません。

ブログ記事のタイトルが長すぎるとユーザーが読みにくい、意図が伝わりにくくなるというデメリットがあるためです。

また32文字以内としたのは、GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索結果に表示されるタイトルの文字数は決まっているためです。

一定の文字数を超えるとタイトルが省略されるため、最後まで読まないと伝わりにくいなど、途中でタイトルが切れてしまうとマズい場合は不利になってしまいます。

そのため、ブログ記事のタイトルがすべて表示されるよう、文字数も意識しておきましょう。

4. 記事の内容とタイトルが一致していること

当たり前と言えば当たり前ですね。SEOやシェアされることを意識しすぎて、内容とかけ離れていたり嘘をついた記事タイトルを付けてはいけません。

期待して記事を読んでくれたユーザーをがっかりさせてしまったら、それこそ逆効果になってしまいます。

例えば、ブログ記事のタイトルの付け方が学べる本だと思って買ったのに、内容が文章の書き方だったら? おかしいですよね。

例が極端すぎましたが、タイトルと内容がズレってしまっているケースはよく見かけます。

ブログ記事のタイトルは内容を要約したものであることが重要です。きちんと合っているか確認しましょう。

5. 1記事1テーマにする

1記事で扱うテーマは1つにしましょう。

例えば、ブログ記事タイトルの付け方と文章の書き方は1つの記事にしないということです。

関連する内容であっても、ブログ記事のタイトルの付け方を知りたい人と文章の書き方を知りたい人は異なるからです。

なので、ターゲットが異なる場合は、記事を分けましょう。

また少しテクニカルな話をすると、別の話題のキーワードを盛り込み過ぎると、どちらで検索されても検索上位に来なくなることがあるためです。

検索結果で上位表示を狙うあまり、欲張っていくつものキーワードをタイトルには詰め込みたくなります。

しかしこれは逆効果になるので注意が必要です。

例えば、「アクセスアップや売り上げにも影響するSEOを意識したブログ記事タイトルのつけ方と文章の書き方」

このタイトルに含まれるキーワードは、「アクセスアップ」「売り上げ」「SEO」「ブログ」「記事」「タイトル」「付け方」「文章」「書き方」となります。

このように多くのキーワードを詰め込みすぎると、「ブログ記事のタイトルのつけ方」以外にもたくさんの意図が含まれてしまいます。

これだとユーザーに何を伝えたいのか分かりづらいですし、結果的にどのキーワードでも検索上位に表示されなくなってしまいます。

SEOだけでなく、ユーザーに対しても複数の話題を1つの記事にすると長くで読みにくくなるので、1記事で扱うテーマは1つに絞って話題ごとに分けましょう。

6. キーワードはタイトルのなるべく左に入れる

こちらは直接SEOに関係する訳ではありません。キーワードを入れる位置によって検索順位が上がるわけではないので。

ただ、検索結果を見ているユーザーに対して、パッと目につく場所にキーワードがあったほうが注意をひけます。

ユーザーにとって目立ちやすい、タイトルが長くて省略されても影響ないという点でなるべく左に持ってくるのは有効です。

7. 読者のベネフィットを明確にする

ベネフィットとは「利益」とか「メリット」のことです。

ブログ記事のタイトルを見て、得られる利益(ユーザーが欲する情報)が明確だと読みたくなりますよね。

  • ■■する方法
  • ■■解消法
  • ■■対策

など、誰に向けてどんなメリットがあるのかわかるようにするといいです。

また、具体的な数字やその成果をタイトルに含めてあげるとより信頼性が増します。

ダイエット記事なら何キロ痩せたとか、節約術なら実際いくら節約できたのかなど。

もちろん内容はしっかりとタイトル通りに、その結果(効果)を実証している必要がありますよ。

8. 数字やカタカナ、記号などを入れてアクセントをつける

タイトルは漢字や平仮名ばかりよりも数字やカタカナ、記号などを入れた方がアクセントがついて購読意欲がわきます。

強調したい所をカッコで囲う↓
【SEO対策】ブログ記事のタイトルの付け方

数字や記号を入れる↓
ブログ記事のタイトルを付ける際に意識すべき12のポイント!

このように文字だけでなく、数字や括弧(かっこ)も入れるとアクセントになるだけでなく、具体的な内容を伝えやすくなり、つい読みたくなります。

ほかにも感嘆符(ビックリマーク)や疑問符(クエスチョンマーク)、♪(音符マーク)などもいいでしょう。音符マークなんかウキウキ感が出るし、優しい感じの表現に使えます♪

自分が読んでいるブログはどういったタイトルの付け方をしているのか意識すると参考になると思います。

9. 2つのフレーズで構成する

メインとなるブログ記事のタイトルと、それに興味がある人が抱えている悩みをプラスする方法。

例えばこちら、
「付け方が分からない!? SEOで効果的なブログタイトルの付け方!」

メインとなるブログ記事のタイトルは「SEOで効果的なブログタイトルの付け方」ですが、それを知りたい人は付け方が分からない人なので、それを付け加えています。

他にも、
「ちょっと待った!ブログ記事を付ける前に確認すべき10項目」
「まだ知らないの?ブログタイトル付けの最新テクニック」

など煽るワードを入れても良いでしょう。

煽りのワードは検索結果で表示された場合やTwitterなどSNSから流れて来たときにも思わずクリックしたくなりますからね。

もちろん、内容が伴っていることが前提ですが。

10. 検索ユーザーに合わせてキーワードを使い分ける

意味は似ているけど単語が違うワードってありますよね?

例えば、「掃除」と「清掃」

このように意味が似ているキーワードを使う場合は、実際に検索してみて表示されているサイトの内容からユーザーの意図を確認してみましょう。

というのも、意味が似ていてもキーワードが違うと検索結果が変わるためです。

「エアコン掃除」だと自分で掃除をする方法を紹介したサイトが多く、「エアコン清掃」だと業者のサイトが多く出てきます。

つまり、エアコンの掃除方法を紹介するブログ記事なら、「清掃」じゃなく「掃除」を使ったほうが良いということです。

11. ユーザーの隠れた意図を表現する

記念日に彼女にプレゼントしようと思っている彼氏に向けた記事を書くとしましょう。

その彼に向けた記事のタイトルを以下の2パターン考えました。

  1. 彼女へのプレゼントにおすすめのネックレス人気ランキング
  2. 忘れられない記念日を演出する!プレゼントにおすすめのネックレス10選

どちらも悪くありません。

しかし、大好きな彼女と素敵な記念日を過ごしたいと想っている彼氏であれば2番目の「忘れられない記念日を演出する!」この言葉は響くはずです。

「キーワード + キーワード + 検索者の想い」

検索している意図の先にはその人のどういった想いがあるのか、そこまで汲み取ってタイトルに反映してあげることで響きやすくなります。

12. 同じタイトルを使いまわさない

シリーズや連載の記事を書く際にありがちなタイトルの付け方があります。

【第1回】ブログ記事タイトルの付け方
【第2回】ブログ記事タイトルの付け方
【第3回】ブログ記事タイトルの付け方

見てもらえれば分かりますが、シリーズの回数だけ変えただけのタイトルになっていますよね。これは非常にもったいないです。

その理由は、検索エンジンは同じドメインの記事を検索結果に2つまでしか出さないからです。

ユーザーが「ブログ記事 タイトル 付け方」で検索した時に、先ほどのシリーズもののタイトルの記事が複数あっても表示されるのは基本2記事だけになります。

なので、シリーズや連載もののタイトルをつける時は、キーワードを分けることをおすすめします。

【1日目】30代男性のダイエット日記
【2日目】30代男性のダイエット日記

【1日目】30代男性が朝晩リンゴダイエットに挑戦してみた
【2日目】食事制限+有酸素運動を取り入れたダイエット

こんな感じでキーワードを変えれば、各記事のタイトルに関連するキーワードで検索に引っかかり、そこからアクセスにつながる可能性が広がります。

あとは訪問してきたユーザーにシリーズものとして分かるように、一覧ページを作ったり、内部リンクや目次の作成で読みやすくしてあげればOKです。

ブログ記事のタイトル次第で読まれるかどうか決まる

ブログ記事のタイトルはユーザーが一番最初に目にする箇所です。

ここで読むかどうか判断されるので、ユーザーの目を引く、興味を持ってもらえるようなタイトル付けが重要になってきます。

上記で紹介した12個のポイントを見ながら読まれるタイトル付けを意識してみましょう。

  1. ユーザーが検索するであろうキーワードを入れる
  2. ひと目で内容が伝わるようシンプルにする
  3. 文字数は32文字以内にする
  4. 記事の内容とタイトルが一致していること
  5. 1記事1テーマにする
  6. キーワードはタイトルのなるべく左に入れる
  7. 読者のベネフィットを明確にする
  8. 数字やカタカナ、記号などを入れてアクセントをつける
  9. 2つのフレーズで構成する
  10. 検索ユーザーに合わせてキーワードを使い分ける
  11. ユーザーの隠れた意図を表現する
  12. 同じタイトルを使いまわさない

こちらのブログのアクセスを増やす方法も合わせて実践するのがおすすめです。