- Wi-Fi接続が途切れる
- ネットがつながらない
- ネットが遅い
このような症状がでており、Wi-Fi環境を改善したいとご相談いただきました。
その作業事例をご紹介しますので、同じような症状で悩まれている方の参考になれば。
Wi-Fi接続が不安定な原因
Wi-Fiが途切れたり、遅かったりする原因は様々です。
例えば、
- 電波が干渉して不安定になっている
- 壁や天井などの障害物、通信距離が影響している
- 無線機器のキャパをオーバーしている
- Wi-Fi機器の不具合
など。
それで今回のケースだと原因は2つ。
- 無線ルーターの設置場所から会議室が離れており、ドアもあるため電波状況が悪い
- 無線ルーターの接続台数を超えている
壁やドアなど障害物があるとどうしても電波は弱くなるので、設置場所を変更するか中継器を置くなど電波の届きを良くする必要があります。
それとお客様が使用されていたBuffaloの家庭用無線ルーターは型式が古く、同時接続台数は10台ほど。
つまりそれを超えるとつながりにくかったり、速度が遅くなるなどの不具合が生じます。
ノートパソコンだけでなくスマホやタブレットも接続されており、大幅に台数を超えていたこと、また今後増員でかなりの台数が増えるとのことで無線機器を接続台数に耐えうるものに交換しました。
電波が弱いところにはWi-Fi中継器で補強
電波の弱い会議室にはWi-Fi中継機を設置し、電波を補強しました。
1階に無線の親機があって2階の隅は電波が届きにくいとか、壁やドアがあって電波が弱いときなどWi-Fi中継を設置することで距離を伸ばし補強することができます。
最近では電波の良いメッシュWi-Fiなども販売されていますね。
接続台数が20~30台くらいであれば家庭用の安い無線ルーターでもOKなものがもありますが、50台以上とかになる場合は無線ルーターの「接続可能台数」を調べておきましょう。
数十台、数百台に耐えうる無線ルーターってあまりないので、その場合は法人用の有線ルーター + 法人向けアクセスポイント(ルーター機能なし)という構成が良いかなと思います。
ちなみに写真のYAMAHAのアクセスポイントは、2.4GHz帯、5GHz帯それぞれ50台、合計100台の端末を接続することが可能です。
Wi-Fi接続不安定など、ネットワーク関連やパソコンでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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